【Minardi M192

この車種はM189ではなくM192である旨のご指摘を頂きました。イベント時はM189と謳われていた気がしますが、確かにフロントリングやエンジンカウルの形状など異なっているようです。お詫びの上で訂正させていただきます。
(2018.11.11 修正)




HRF1 RA108に引き続いて2015年の鈴鹿サーキットでの「2015モータースポーツファン感謝デー」の展示マシンから、今度はミナルディM189(Minardi M189)。

これは単なる展示ブースの1台ではなく、実際にデモランをしてくれたマシンなので、ピットウォーク時にメインストレートでスタンバっていた時の様子です。

型番通りこのマシンは1989年のものなんですが、当時はまだシーズンの序盤数線を前年の改良型で走り、ヨーロッパラウンドあたりから新型を投入するという流れが普通だったこともあり、このM189も4戦目のメキシコGP(ヨーロッパではありませんが・・・)デビューなんですよね。
下位チームの遅いマシンと思う方も多いかとは思いますが、意外なことにピエロルイジ・マルティニとの組み合わせは悪くなかったようで、何度かの入賞や1989年終盤には1桁グリッドをやはり何度か取ったりしているんですよね。
白眉だったのは翌1990年の開幕戦、あのセナとアレジがやりあった1990年のフェニックスでマルティニが予選2位を獲得したこと。正確にはM189Bになるのかも知れませんが、当時はマクラーレンとフェラーリの2強にウィリアムズやベネトンが絡むという勢力図だったので、この2番手は非常に印象的だったんですよね。

まあ、ミナルディのフロントローは後にも先にもこの1度だけのようですけどね(^_^;)

例によって大きな写真にはリンクしていませんので、もし原盤?が欲しい方は‘み’までメールしてくださいね。


 (2015.10.03 記載)